2004-05-07 ArtNo.33330
◆UMS、4千ルピー以下のワールドスペース受信機製造
【ニューデリー】国際衛星ラジオ放送会社WorldSpaceは、インド国内で4000ルピーを下回る専用受信機“WorldSpace receiver”を製造するため地元製造業者UMSと提携した。
エコノミック・タイムズが5月3日伝えたところによると、WorldSpace India Pvt LtdのPawan Gandhi主任(法人ビジネス担当)はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、ワールドスペース・レーシーバーはワールドスペースが提供する音声/データ放送を受信する専用受信機で、価格は目下のところ4000-1万ルピー。ワールドスペースが提供するデータは同受信機の他、デジタル・データ・アダプター(DDA)やコンピュータでも受信できる。
ワールドスペースは現在、BPL、Onida、国営企業Semiconductor Complex Ltd (SCL)と提携、専用受信機を製造しているが、タミールナド州Coimbatore拠点のUMSは、法人向け及び小売向けのより低コストな受信機を開発、その製造を手掛ける。新ワールドスペース製品は6ヶ月以内に発売できる見通しだ。
ワールドスペースは40-50チャンネルのラジオ局を設け、CDクオリティーのラジオ娯楽番組を放送している。ワールドスペースは科学技術局(DST:Department of Science and Technology)傘下の結節機関(nodal body)Vigyan Prasarと協力して通信教育番組も提供している。ワ-ルドスペ-スはデジタル衛星放送媒体のため、放送/解読されたデータは高速で低コストと言う。
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