1995-09-28 ArtNo.3330
◆<馬>MAS、コンポジット/アビオニクス領域に進出準備
【クアラルンプル】マレーシア航空(MAS)はエンジニアリング部門を独立させた後、複合素材や航空電子工学製造領域へ進出する計画だ。
ノール・アミルディン取締役(工学担当)が26日、第36回エアラインズ・インターナショナル・エレクトロニクス会議の会場で明らかにしたところによると、エンジニアリング部門は既にSMEアビエーション製MD3訓練機の部品製造やデザインも手掛けている。またMASはエンジニアリング領域では米国拠点のハミルトンスタンダード社及びドイツのMTUメンテナンスGmbHとそれぞれ合弁事業を進めている。前者との合弁会社ハミルトン・スタンダード・カスタマー・サポート・センターSdn Bhdのブキ・ラジャ工場(クラン)は11月に完成し、航空機キャビン・ライフ・サポート・システムの補修や分解修理を手掛ける。また後者との合弁会社エアフォイル・サービスはジェット・エンジン・タービンの修理を手掛け、この種の業務の70-80%を社外から受注していると言う。(MBT:9/27)
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