1995-01-28 ArtNo.333
◆オリエント特急、<緬>観光事業にUS$3500万投資
【ヤンゴン】マレーシアのYTLコープは32%の権益を握るイースタン&オリエンタル・エクスプレス(E&O)を通じて、向こう2年間にミャンマーにおける観光事業に3500万米ドルを投入する。
E&Oは27日、ユニオン・オブ・ミャンマー・エコノミック・ホールディングズと2件の観光事業契約に調印した。最初の事業ではイラワジ・クルーズ・アンド・ナビゲーションCoが設立され、今年末からマンダレイを起点とした3~4日間のイラワジ川下りツアーがスタートする。同クルーズ観光にはドイツのライン/エルベ両川を航行していた120人乗りの遊覧船を改装後、名称もMSマンダレイ号と改め、投入する。第2のプロジェクトでは大型客船プリンセスMaguerite号を105室の5スター・ホテルに改装後、ヤンゴンのドックに係留、来年半ばから海外旅行者の宿泊に供する。ちなみにE&OにはYTLの他マレーシアのランドマークスBhdが18%、タイのイタルタイ・インダストリアルが25%、ニューヨーク拠点のオリエント・エクスプレス・ホテルズが25%出資している。(BT:1/27)
|