2004-05-03 ArtNo.33296
◆Southern Petrochemicals損失、US$587万に縮小
【チェンナイ】タミールナド州Chennai拠点の化学肥料会社Southern Petrochemicals Industries Corporation Ltd(SPIC)の2004年3月期年度純損失は、前年の375.7クロー(US$8586万)から25.7クロー(US$587万)に縮小した。
エコノミック・タイムズが4月30日伝えたところによると、こうした業績改善の理由は、債務再編に伴う金利負担の軽減、人員の削減、運転コストの下降、肥料/製薬部門の効率アップに帰せられる。資金不足に伴う原料調達難から尿素及び燐酸二アンモニウム(DAP)の生産が停滞、この結果、営業額は前年の1632.5クローから1495.8クロー(US$3.42億)に縮小した。いわゆるその他の収入も前年の22.1クローから16.1クロー(US$368万)に下降した。しかし粗利益は前年の67.7クローから80.2クロー(US$1833万)に増加した。利子支払いは前年の178クローから63.9クロー(US$1460万)に下降した。法人債務再編(CDR)計画下の債権執行猶予に伴う金利支払い免除(interest concession)は60.6クロー(US$1385万)と見積もられ、2003年4月1日-2004年3月を通じて101.7クロー(US$2324万)の利子負担が軽減された。
債権者40社に関わるCDRパッケージの下、プロモーターは19.6クロー(US$448万)を株式資本アドバンスとして注入した。再編後の債務の20%に相当する債権者がCDRに加わっていないが、SPICは、これらの債権者も間もなく再編パッケージを受け入れるものと予想している。
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