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2004-05-03 ArtNo.33291
◆石炭不足で条鋼の市価急騰
【ムンバイ】鉄鋼製品、取り分け条鋼は、供給不足からプレミアム付きで取引されている。一部の製品のプレミアムはトン当たり6000ルピーにのぼり、思わぬ利益を享受するトレーダーも存在する。
エコノミック・タイムズが4月30日報じたところによると、供給不足の主因はSteel Authority of India Ltd(SAIL)の生産削減と見られ、SAIL筋も、同社傘下のプラントが12-15%生産を削減、取り分け山形鋼(angle)、溝形鋼(channel)、TMT(thermo-mechanically treated)バー等、低付加価値製品の生産をカットしていることを認めた。
ムンバイ拠点のトレーダーによると、TMTバーはトン当たり2万7500ルピーまでアップ、その他の条鋼製品もトン当たり2万9000-3万ルピーで取引されている。加えてディーラーはSAILと覚書を交換した定量の製品に限り供給が受けられる状況とされる。
SAIL筋によると、生産削減は、石炭の安定供給が回復されるまで続けられる。SAIL傘下各プラントの石炭在庫は僅か2日の操業を維持できるに過ぎず、このためBhilaiとBokaroのプラントは炭塵やコールタールを注入し、石炭の消費を削減するこれまでとは異なる技術を導入している。これら2プラントは1日1万トンの石炭供給により、辛うじて操業を続けている。
石炭供給はまた、東海岸港湾の荷役施設の不足により不安定になっている。業界筋によると、SAILはボリュームとマージン双方の損失を被っている。SAIL筋は、「設備の遊休に乗じて、修理や保守を行っており、石炭供給さえ確保されれば、直ちにフル操業できる態勢を整えている」と語った。
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