2004-04-28 ArtNo.33271
◆Jaipuria、台湾企業Chaintechと製造合弁検討
【ニューデリー】年商1500クロー(US$3.43億)のJaipuria Groupは、台湾の年商2000クロー(US$4.57億)のマーザーボード・メーカー、Chaintechと合弁でインドにハードウェア製造施設を設ける可能性を検討している。
インディアン・エクスプレスが4月26日伝えたところによると、Jaipuria GroupのSK Jaipuria会長は同紙に以上の消息を語った。それによると両社のマーケッティング/ディストリビューション提携が成功したことから、Jaipuriaは、パーソナル・コンピューター(PC)コンポーネントの製造施設をインド国内に設ける可能性を検討している。Jaipuriaグループの昨年の情報技術(IT)部門売上げは10クロー(US$229万)をマークした。今年は60クロー(US$1371万)が見込まれ、内Chaintechとの提携が50クロー(US$1143万)を占めるものと予想される。
JaipuriaグループのIT子会社Jaipuria Advanced Technologies Pvt Ltd(JATPL)は、Chaintechと、後者製の世界最小PC、IMO Deskをインドで販売する独占提携を結んだ。
IMO Deskは、通常のデスクトップと同様、CPU/RAM/ハードディスク・ドライブ/LANカード/モデム等を装備、モニターはCRTタイプと薄型LCDタイプを選べる。価格は3万ルピーから。IMO DeskはまたChaintechの技術支援下にTFTスクリーン付きラップトップにアップグレードできる。JATPLはRed Hat Indiaと提携し、LinuxをIMO Deskのオペレーティング・システムとして採用しているが、顧客は追加料金を支払えば、Windowsをダウンロードして用いることもできる。IMO Deskは7フィートの範囲内であればCD ROM/CD Writer/DVDチャンネルをリモコン操作できると言う。
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