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2004-04-28 ArtNo.33267
◆Asahi India、チェンナイ近郊に自動車用安全ガラス工場建設
【チェンナイ】Asahi India Glass Ltd(AIGL)は180クロー(US$4114万)を投じてタミールナド州Chennai近郊Irungattukottaiに自動車用安全ガラスの製造施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月24日伝えたところによると、新工場は自動車用ガラス(ラミネート風防ガラス/ドア用強化ガラス/ドア及び後部クォータ・ガラス)を年間125万セット製造する能力を備え、約1000人を雇用する。これによりAIGLの自動車用安全ガラス製造能力は245万セットに拡大する。
しかし投資は市場動向を見ながら2.5-5年内に3段階に分けて実行される。第1期事業では50クロー(US$1143万)が投じられ、今年10月までにラミネート風防ガラス50万ユニットの製造能力が備えられる。必要経費180クローの大部分は内部資金で賄い、増資は計画していない。
AIGLは現在ハリヤナ州Rewariに自動車用ガラス工場、マハラシュトラ州Talojaにフロートガラス工場を設けている。前者の自動車用強化ガラス製造能力は120万セットで、後者は1日当たり520トンのフロートガラスを製造している。
新工場の建設地Irungattukottaiは、Hyundai Motor India/Ford India/Toyota Kirloskar/Hindustan Motors (Mitsubishi Lancer project)/Volvo Indiaの工場や港湾に隣接している。将来西部地区にも同様の工場を設けることを計画している。
国内自動車用ガラス市場の92%のシェアを握るAIGLは、目下のところ乗用車用ガラスのみを手掛けているが、商用車用ガラス市場進出の機会も探っている。
また新工場が完成すれば、輸出収入が売上げの25%を占めることになる。AIGLの2003-04年の売上げは前年の約500クロー(US$1.14億)を20%ほど上回ったものと見られる。
AIGLはまた450クロー(US$1.028億)ほどを投じ、日産600-700トンのフロートガラス製造能力を追加することを検討しており、最終方針は向こう6ヶ月間に決定すると言う。
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