2004-04-28 ArtNo.33262
◆Ranbaxy、US$1億投じ原末/製剤の生産力拡張
【ニューデリー】地場大手製薬会社Ranbaxy Laboratories Limited(RLL)は向こう1年間に1億米ドルを投じてインド国内及びブラジルと米国における生産力を拡張する。
インディアン・エクスプレスが4月26日報じたところによると、RLLのBrian W Tempest重役(MD補/CEO内定)は同紙に以上の計画を明らかにした。それによると、薬理活性原末(API:active pharmaceutical ingredients)及び製剤(formulation)の製造能力を拡張し、過去数年来のボリューム販売の成長に対応する。投資計画は今会計年度内に実行され、APIの製造と製剤の製造にはほぼ等しい額が投資されるが、投資額の最大部分はインド国内のキャパシティー拡張に当てられる。また米国とブラジルにおける製造業務も大幅に拡大される。
研究開発(R&D)投資も拡大される。R&D支出は昨年の総売上の6%を占めたが、2004年には拡大が予想される売上げの7%に増強される。昨年(2003年12月期)の売上げは9億7200万米ドルだったが、今年は10億米ドル以上が見込まれる。したがって今年のR&D支出は7000万米ドル以上に達する見通しと言う。
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