2004-04-26 ArtNo.33257
◆AMD、バンガロールにチップ・デザイン・センター設置計画
【バンガロール】米国拠点のグローバル・チップ・デザイン会社、Advanced Micro Devices (AMD)は、カルナタカ州Bangaloreにエンジニアリング・デザイン・センターを設置すると発表した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが4月22/23日、AMD IndiaのAjay Marathe社長(IT/国際補給管理担当副社長)の言を引用し伝えたところによれば、当面、チップ・デザイン・デベロプメント・エンジニア40人を雇用、2005年末までに120人に増員する。AMDは、同目的のため向こう3年間に500万米ドルを投資、バンガロールの中央ビジネス街に床面積3万8000平方フィートの施設を設ける。
インド・センターのエンジニアは米国本社チームと協力、インドや他の急成長市場ユーザーのニーズに応じるマイクロプロセッサー・デザインの将来の方向を見定める。
インディアン・エンジニアリング・センターは東南アジアの急成長市場に強力なプレゼンスを築くことにより、顧客本位の製品を開発する同社のコミットメントを補強する。
インド、そしてバンガロールに存在する先端的半導体製品を設計するための生態系は、当地域にとって重要なテクノロジー連鎖と言える。AMDはその指導的64ビット・マイクロプロセッサー技術を補強し、その先端技術を全世界の最も多くの顧客に提供する野心的目標を掲げている。
AMDコンピューテーション・プロダクツ・グループのRandy Allen副社長(エンジニアリング担当)によると、AMDは各地のデザイン拠点におけるエンジニアリング活動を拡張している。優秀なエンジニアリング・タレントの存在とコスト競争力がバンガロールを新デザイン施設の最良のロケーションにしていると言う。
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