【ムンバイ】今年のモンスーンはスケジュール通り訪れ、国内の大部分の地域に例年並みの降雨をもとらすものと見られる。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月13日報じたところによると、カルナタカ州Bangalore拠点の数理モデル・コンピュータ・シミュレーション・センター(CMMACS:Centre for Mathematical Modelling and Computer Simulation)は12日以上の気象予測を発表した。それによるとモンスーンは5月31日もしくは6月1日に先ずケララ州を訪れる。6月の全国の降雨量は例年並みと見られる。しかしインド西部、東部、中央部では約10%、全国的には約5%例年を下回り、またタミールナド州を除く、南部地区の不足は一層大幅なものになる可能性も予想される。
科学産業調査評議会 (CSIR:Council of Scientific and Industrial Research)傘下のCMMCSは、今回初めてモンスーン降雨予測を行った。CMMCSは通常、モンスーン期間を通じた予測を行うが、今回は6月のみの予測を発表した。なおインド気象庁(IMD:India Meteorological Department)は4月15日にその予測を発表する見通しだ。