【ジャムシェドプル】Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)は向こう2年間に130クロー(US$2971万)を投じ鋼管製造部門の年産能力を現在の20万トンから2倍の40万トンに拡張する。
ビジネス・スタンダードが4月15日報じたところによると、TISCO鋼管部門のS Manzar Hussain重役(CEO)はこのほど以上の計画を語った。それによると、製品の輸出比率を2006年までに10%に拡大する。今会計年度は既存施設の近代化に20クロー(US$457万)を投資する計画で、同近代化工事は年初6ヶ月で完了する。
鋼管部門は商業用鋼管と精密鋼管の2部門から成り、最終的に前者の年産量は34万トン、後者は6万トンに拡大される。商業用鋼管は水、石油、ガス、蒸気、排水等の輸送の他、井戸管(tube wells)、建築現場の足場、ローラー・コンベア・アイドラー、シェルターの骨組み、その他の用途に使用される。精密鋼管は電力、自動車、一般エンジニアリング、特殊用途に用いられる。鋼管部門の売上げは2003-04年に11%の成長を見た。
Tata Pipesの販売量は2002-03年の18万5000トンから2003-04年の20万8000トンに拡大、西アジアとドイツ向けに3500トンを輸出したと言う。