1995-09-27 ArtNo.3318
◆<印尼>モービルにナトゥナ・ガス事業への26%出資要請
【シンガポール】インドネシアの国営石油会社プルタミナは米国の石油会社モービルにナトゥナ沖合いにおける天然ガス開発事業への26%の出資を求めている。
プルタミナのファイサル・アブダオエ社長が当地で催されたインフラ・ファイナンスに関するセミナーに出席後語ったところによれば、同社はエクソンとの対等出資でスタートしたこの合弁事業の11%の持ち株を残して他は全て外国企業に売却する計画だ。これまでのところ日本の石油会社3社(インドネシア・ペトローリアム/ジャパーン・ペトローリアム・エクスプロレーション/帝国石油)と商社10社のコンソーシアムが15%の権益取得に関心を寄せている。また400億米ドルの開発コストはインフレ等の要因も計算に入れたもので、94年時点の価格を基準とすれば、200億米ドルと見積もられる。プルタミナは同コストの20%削減を目指していると言う。(BT:9/26)
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