2004-04-12 ArtNo.33164
◆MUL、プジョーとディーゼル・エンジン製造合弁協議
【ニューデリー】スズキが主要株主を務めるインド最大の乗用車メーカー、Maruti Udyog Ltd(MUL)はフランスのカー・メーカー、Peugeotと、乗用車及びスポーツ・ユーティリティー車(SUV)用ディーゼル・エンジンの製造施設を設ける交渉を進めているようだ。
エコノミック・タイムズが4月10日報じたところによると、同社は現在Zen及びEsteemモデルにプジョー製ディーゼル・エンジンを搭載しているが、供給不足に直面、独自のディーゼル・エンジン製造施設を設けることを計画している。MULスポークスマンは様々なオプションを検討しているとだけ語り、プジョーとの交渉に関しては確認することを避けた。しかし消息筋によると、同社は既にプジョーと初歩的会談を行い、今月末には再会談が行われる見通しだ。またMULは、インド国内のエンジン部品メーカーを訪問し、これらの納入業者の供給能力を点検していると言う。
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