1995-09-27 ArtNo.3312
◆ロビンソン、<星・馬>にマークス&スペンサー店展開
【シンガポール】シンガポールの百貨店経営上場企業ロビンソン&カンパニーはシンガポール及びマレーシアにおけるマークス&スペンサー(M&S)チェーンの展開に本腰を入れる構えだ。
ロンドン拠点のM&Sからシンガポール/マレーシアにおける独占フランチャイズ権を認められたロビンソンは、小型店舗は設けず8000平方フィート以上の店舗を増設する計画だ。来年初にはクアラルンプルのスバン・パレードとブキ・ビンタン・プラザに各8000平方フィートと1万2000平方フィートの店舗を、シンガポールでは来年第3四半期にパシル・リスのホワイト・サンド・モールに8000平方フィートの店舗をそれぞれオープンする。同社はシンガポールでは最近ホランド・ビレッジとマリーナ・スクウェアーの小型店舗2店をクローズ、現在6店舗を経営している。この内最近200万Sドルを投じて改装されたセンターポイント店の売り場面積は3万平方フィートに25%拡張され、アジア地域最大のM&S店となった。ロンドン本社がファッショナブルな新製品を相次いで発表したこともあってアパレルの売上が好調で、最近はレーディーズとメンズ・ウェアーの販売に力が入れられている。特にセンターポイント店では売場面積の70%が既製服と履物の販売に当てられ、食品/トイレタリーの売場は30%に縮小された。しかし郊外店では食品/トイレタリーの販売に重点が置かれていると言う。(BT:9/26)
|