2004-03-31 ArtNo.33107
◆IBMインディア、ライフサイエンス市場開拓に注力
【ニューデリー】バイオテクノロジー及びライフサイエンス市場のより大きなパイ獲得を目指す情報技術(IT)企業のラッシュが生じる中で、IBM India Ltdもインドにおけるライフサイエンス市場の開拓に本腰を入れる構えを見せている。
インディアン・エクスプレスが3月29日伝えたところによると、IBMインディアのR Dhamodaran副社長(IBM Software Group and Developer Relations)は同紙に以上の消息を語った。それによるとライフサイエンスにはIT企業が進出する大きな潜在性が有る。IBMインディアンは、バイオテクノロジーに関するコンサルタンシーからスタート、次いで原末(bulk drug)の研究、そして臨床試験市場への進出を図る。
IBMインディアは製薬領域のある種の技術を海外からインドに持ち込むが、必要ならさらに多くのリソースを海外から取り入れる方針だ。
インド国内に9000人のスタッフを抱えるIBMインディアは、カルナタカ州Bangaloreとマハラシュトラ州Puneのソフトウェア・ラブにソフトウェア専門家1000人以上を擁する。IBMインディアが進出可能なもう1つの潜在領域としては、デジタル・メディアが挙げられると言う。
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