2004-03-31 ArtNo.33105
◆Bharti、IBMとUS$7.5億アウトソーシング契約
【ニューデリー】地場テレコム大手Bharti Televentures Ltd(BTL)は、向こう10年間に総額7億-7億5000万米ドルのハードウェア/ソフトウェア/情報技術(IT)サービスをIBMからアウトソースする契約を結んだ。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが3月26/27日報じたところによると、BTLのSunil Mittal会長兼MDはこのほど以上の消息を明らかにした。それによるとオン・デマンド・ビジネス・トランスフォーメーション長期契約の下、請求書の作成・発送/顧客管理/データウェアハウジング等の接客情報技術(IT)アプリケーションを含む全てのIT業務がアウトソーシングされる。この他、インターネット、eメール、オンライン・コラボレーション等の社内アプリケーションに関してもIBMの支援を受ける。インフラ面ではIBMは、BTLのデータ・センター/ITヘルプデスク/災害復旧センターの補強も引き受ける。
これに対してBTLは利益の一定比率をIBMに支払うが、当初5年間の支払額はおよそ2億5000万-2億7500万米ドル、10年間を通じたそれは7億-7億5000万米ドルと見積もられる。
両社の契約は3部から成り、第1段階ではITインフラ及びアプリケーションの再編・改革が行われ、第2段階では国内におけるIT及びテレコム・ソリューション/サービスの共同開発・共同販促が行われる。第3部分ではBLTはIBMインディアに対するテレコム・サービスの優先権を認められ、BTLの約200人のスタッフがIBMに移籍する。
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