【ニューデリー】インドにおけるパーソナル・コンピューター(PC)販売は2003年10－12月の間に80万ユニットを突破、前年同期比87％増加した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが3月26日報じたところによると、情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association for Information Technology)は先週木曜以上の数字を発表した｡それによると、前四半期との比較でも31％の伸びが記録された｡ＭＡＩＴのVinnie Mehta常務理事(ED)によると、第4四半期(2004/1-3)のＰＣ販売は93万ユニットを突破、通年では昨年比30％増の300万台の大台に乗るものと見られる。年間消耗率を10％とすれば、2003－04年の国内ＰＣ設置台数は昨年末時点の900万ユニットから1100万ユニットに200万ユニット純増、国民1000人当たりのＰＣ普及率は11ユニットに達する見通しだ。
来年(2004-05)も健全な成長が望め、消費税率が8％に引き下げられ、ＩＴ製品の減価償却率が100％に引き上げられたことも考えれば、来年の成長率は今年を5－10％ポイント上回る可能性が有る。
第3四半期ＰＣ販売の55％はアセンブルＰＣ、15％は国産ブランドＰＣ、残る30％は多国籍ブランドＰＣで占められた。
第3四半期のノートブックＰＣの販売台数は前年同期比105％増の2万9000ユニット。これまで法人がメイン・ターゲットとされて来たが、値下がりでここに来て家庭ユーザーによる購買も拡大した｡
サーバーの販売は昨年同期比85％増の1万6600ユニットをマーク、ＰＣ周辺機器の販売も、レーザー・プリンターは83％、インクジェット・プリンターは57％、無停電電源装置(UPS)は56％の伸びを見た｡