SEAnews 2004-03-29 ArtNo.33091

【ニューデリー】早めのサマーシーズンの到来で過去数週間、ソフトドリンク、ミネラル・ウォーター、エアコン、ビール等の売上げが急増している。
ビジネス・スタンダードが3月26日報じたところによると、昨年は雨期が長引いた上、残存消毒薬問題等で、飲料業界の売上げは深刻な打撃を受けたが、2004年1－3月の販売はソフトドリンクの場合35－40％、ミネラル・ウォーターは30％、エアコンは20％、ビールは10％、それぞれ増加した。
今年3月の気温は全国的に例年を7－10度(摂氏)上回り、気象庁(meteorological department)は31年ぶりの猛暑と報じたが、上記業界にとっては恵みの熱波と言える。
VoltasのKJ Jawa副社長によると、西部と南部の気温は40度以上に上昇しており、エアコン販売は20％ほど増加した。昨年の夏は多雨と運輸業者のストライキに祟られた。
LG Indiaエアコン部門のSalil Kapoor主任によると、今年1月以来同社の販売は60％の伸びを見ているが、これは主に前例のない猛暑に伴うもの。こうした状況が持続するなら通年で40万台の販売目標も容易に達成できると言う。