2004-03-26 ArtNo.33072
◆TVS Motor、国際研究機関と提携しR&D能力強化
【コルカタ】インド第3位の二輪車メーカー、TVS Motor Company Ltd(TVSMC)は少なからぬ国際研究機関と提携し、研究開発(R&D)能力の強化を図っている。
エコノミック・タイムズが3月24日報じたところによると、こうした研究機関にはオーストリアのAVL Gmbh、英国のWarwick University、ドイツのFEV、オーストラリアのOrbitalが含まれる。TVSMCオフィシャルによると、こうした試みは、2001年にスズキとの提携を解消して以来、技術ベースを強化するための最初の主要なステップと言える。これ以前には技術支援はスズキのみから受けて来た。
TVSMCはまた海外や国内の自動車関連科学者やエンジニアの雇用に拍車をかけており、経営陣は、少なくとも売上げの2.5-3%をR&D活動に支出する方針を決めている。こうした努力は5-6年内に国際プレーヤーになると言う計画の一環でもある。
TVSMCは中東、アフリカ、南アメリカ等、海外の主要二輪車市場への進出を目指し、様々なオプションを検討している。インドからの直接輸出は1つの有力なオプションだが、フィリピン、インドネシア、その他の南アジア諸国に独自の、あるいは地元パートナーとの技術協力を通じた完全ノックダウン(CKD)ユニットや組み立て工場を設けることは、依然として選択肢の1つと見なされている。
TVSMCのR P Arvind地域マネージャーによると、同社は各種モデルに対する需要の伸びに応じるため、200クロー(US$4422万)を投じ、タミールナド州Hosurとカルナタカ州Mysoreの工場を拡張する計画と言う。
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