2004-03-22 ArtNo.33050
◆Hindustan Copper、Ghatsila製錬施設の操業再開決定
【ニューデリー】Hindustan Copper Ltd(HCL)はジャールカンド州Ghatsila拠点の子会社Indian Copper Complex (ICC)が経営する製錬施設の操業を5月までに再開、同施設を閉鎖する計画を暫時見合わせた。
エコノミック・タイムズが3月18日伝えたところによると、HCLのR Som会長兼MDはPTI通信の電話インタビューに応じ、以上の計画を明らかにした。それによると、HCLはラジャスタン州Khetriの製錬所の操業を保守と修理のため近く停止し、代わって昨年7月以来保守のため操業を停止していたGhatsila製錬所の操業を再開する。このためマドヤプラデシュ州のPradesh鉱山で採取した鉱石の供給先をKhetriからGhatsilaに転換し、当面月間1500トンの銅生産を確保する。Khetri工場の操業再開後も、Ghatsila工場の操業を続けるか否かは、Ghatsila工場の操業開始6ヶ月後に改めて判断すると言う。
ICC傘下の5つの銅鉱山が国際価格の軟化とハイコストから閉山したため、ICCコンプレックスは完全に閉鎖されるはずだった。
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