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2004-03-22 ArtNo.33049
◆INDALのUS$18.8億アルミ精錬計画、伏兵に直面
【コルカタ】Aditya Birla Group(ABG)傘下のIndian Aluminium Company Ltd (Indal)はオリッサ州における総投資額8500クロー(US$18.79億)の新規アルミニウム製錬事業の青写真を完成させ、ほぼ準備を完了したが、思わぬ伏兵に直面している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月19日伝えたところによると、年産26万トンの製錬施設には、650MW(メガワット)のキャプティブ発電施設とキャプティブ炭坑も併設される。このため製錬施設はTalabira-IIの新炭坑に隣接したRengali-Lapanga付近に設けられる。オリッサ州政府はRaygada県のボーキサイト鉱区を同プロジェクトに供する計画だ。同鉱区の確認埋蔵量は850億トンにのぼり、用地の確保も既に開始されている。
石炭はコンベアで発電所に送られ、発電所から排出されたアッシュは石炭を掘り出した後の廃坑の埋め立てに用いられる。環境森林省の環境認可も取得済みだ。
しかし石炭省の第21審査委員会はNeyveli Lignite Corporation (NLC)の4000MW発電事業にTalabira - II鉱区を割り当てる方がメリットが大きいと判断したことから、Indalのアルミ製錬プロジェクトは最終段階で暗礁に乗り上げた。とは言えABG筋によると、NCLは事業化調査を開始しておらず、電力取引契約交渉や発電所候補地の選定も行っていないと言う。
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