SEAnews 2004-03-19 ArtNo.33032

【バンガロール】京セラが米国に設けたＣＤＭＡ携帯電話製造子会社Kyocera Wireless Corp(KWC)はカルナタカ州Bangaloreに製品検査施設(product testing lab)を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが3月16日報じたところによると、ＫＷＣが完全出資するKyocera Wireless (India) Pvt Ltd(KWI)はこのほど以上の消息を発表した｡それによると、ＫＷＩはＫＷＣと協力して、ＣＤＭＡワイヤレス・フォーン用ソフトウェアやシステムの検査を手掛ける。これにより京セラは、携帯端末新モデルを発売する周期を短縮できる。検査施設には当面55人のスタッフが勤務する。ＫＷＣ製品部門のオオヒラ・タケル副社長は、このほど新施設の開所式を主宰した。ＫＷＣがサンディエゴの本部以外にこの種の施設を設けるのは今回初めてのこと。
ＫＷＣは2003年10月にＫＷＩを設立して以来、これまでに102万米ドルを投資して来たが、今会計年度末までに同投資額を420万米ドルに拡大する。バンガロール・センターはソフトウェアの開発を専ら担当している｡新検査施設への投資額は数百万ドルとされ、具体的数字は示されていない。ＫＷＩは現在バンガロール・センターに100人を雇用しているが、2005年3月末までにソフトウェア・エンジニアの数を500人に増員する方針と言う。