SEAnews 2004-03-19 ArtNo.33028

【コルカタ】韓国Daewoo Motors(大宇)のトラック部門を買収したTata Motors Limited (TML)は、向こう5年間に6000クロー(US$13.26億)の資本支出を伴う事業拡張計画を立案した。
インディアン・エクスプレスが3月16日ＴＭＬ幹部の言として報じたところによると、同計画には商用車及び乗用車領域における製品開発プログラム、バランシング設備の補充、設備の拡張・近代化、生産性・品質の改善、合併買収(M&A)、戦略提携等が含まれ、国際自動車産業の主要プレーヤーになることを目指す。
Daewoo Commercial Vehicle Company(DCVC)を1億200万米ドルで買収したＴＭＬは、同買収費用を内部資金と借り入れで賄ったが、目下同支出を長期借り入れに転換することを計画している。また起債もしくは公私募を通じて5億米ドルを調達、将来の開発資金に当てる。取締役会は既に5億米ドルの証券発行を認めており、4月8日に催される特別・年次総会の席で株主に承認を求める。如何なる証券を発行するか未定だが、払込資本の10％以内に収めると言う。