2004-03-19 ArtNo.33027
◆自動車/鉄鋼業界、鉄鋼価格巡り5項目の合意書交換
【ニューデリー】インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)/自動車部品製造業者協会(ACMA:Automotive Component Manufacturers' Association)/インド鉄鋼連盟(ISA:Indian Steel Alliance)は、15日会合し、鉄鋼価格の急騰を抑制するため5項目の合意書を交換した。
エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが3月15/16日、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)のステートメントを引用し伝えたところによると、ISAは“熱間圧延コイル(HRC)の国内需要に応じることを優先し、国内需要を犠牲にした輸出を行わないこと”、“四半期乃至半期あるいは年間ベースの契約を結び鉄鋼価格の変動を抑制すること”、“契約未定の間には双方合意のhonor価格及びコミットメントを提供すること”、“小口顧客の需要にも応じること”等を保証した。双方はまた“専門委員会を設け、問題の見直しや協議、意見・情報の交換を行うこと”、“ACMA/SIAM/ISA会長が四半期ごとに会談、問題に見直しを加えること”でも合意した。
CIIのSunil Kant Munjal副会頭により主催されたこの日の会議には、SIAMのJagdish Khattar会頭、ACMAのK V Shetty会頭、ISAのJ J Irani会長らが出席した。
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