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2004-03-19 ArtNo.33025
◆金融機関、発電事業4件への融資で合意
【ムンバイ/ニューデリー】金融機関グループは、合計2000MW(メガワット)以上、投資額8437クロー(US$18.65億)余りの民間部門発電プロジェクト4件に対する融資アレンジを2004年3月31日までに完成することで合意した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月17日、消息筋の言を引用し報じたところによると、Industrial Development Bank of India (IDBI)/ICICI Bank/State Bank of India (SBI)/Power Finance Corporation (PFC)/Infrastructure Development Finance Corporation (IDFC)から成るInter Institutional Group(IIG)は、電力省のR.V. Shahi次官が15日ムンバイで主宰した会議において、11件以上の発電プロジェクトに検討を加えた後、内4件に直ちに融資アレンジを行う方針を決めた。
これら4件とは、1)“Jindalグループが2141クロー(US$4.73億)を投じチャッティースガル州Raigarhに計画する石炭ベースの550MW火力発電事業、1ユニット当たり予想電気料2.10ルピー”、2)“GVKグループが1450クロー(US$3.21億)を投じアンドラプラデシュ州東Godavariに計画するガス・ベースの464MW火力発電事業(Gautami Power Pvt Ltd)、1ユニット当たり予想電気料1.96ルピー”、3)“Nagarjunaグループが4298クロー(US$9.5億)を投じカルナタカ州Mangaloreに計画する国産石炭ベースの1015MW火力発電事業、1ユニット当たり予想電気料2.42ルピー”、4)“Everest Power Pvt. Ltd が548クロー(US$1.21億)を投じヒマチャルプラデシュ州Kullu県に計画する100MWの水力発電事業(Malana II)、1ユニット当たり予想電気料2.59ルピー”。
これらの独立電力供給業者(IPP)プロジェクトは、電力料/燃料リンケージ/プロモーターの信用度に基づきA/B/Cカテゴリーに分類されたが、Cカテゴリーに分類されたものは、融資獲得の困難が予想される。金融機関は取り分け電力料とプロモーターの信用度を重視している。
インド政府は当初、民間部門による18件、合計8000MW以上の発電プロジェクトの金融アレンジを今会計年度内にまとめることを目指していた。
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