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2004-03-19 ArtNo.33021
◆ONGC、マンガロール製油所の年産能力を300万トン拡張
【ムンバイ】Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は2000クロー(US$4.42億)近くを投じ、カルナタカ州Mangaloreをベースにする年間原油処理能力969万トンのMangalore Refineries and Petrochemicals Ltd(MRPL)のキャパシティーを300万トン拡張する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月17日、MRPLオフィシャルの言として伝えたところによると、先ず既存精製施設2基のデボトルネッキングを通じ、年間キャパシティーを現在の969万トンから1100万トンに拡大、さらに精製施設をもう1基増設向こう1.5年乃至2年内に1269万トンまで拡張する。
MRPLの71.6%のシェアを握るONGCは、向こう2年間に1100店の小売店網構築を予定しており、MRPLの拡張によりこうした小売店網への石油製品の十分な供給を確保できる。MRPL自体、独自ブランドの製品を販売する500店の小売店網を設けることを認められている。
MRPLは設備拡張を通じさらに多くのバラエティーの原油を精製できるようになる。例えばONGCが出資する海外の石油鉱区で採取された原油も精製可能になる。現在、MRPLはMumbai High鉱区で採取した原油の他、昨年以来スーダンから輸入している原油の精製を行っているが、拡張後はより多くのタイプの原油を精製できるようになる。
MRPLは、混合キシレン等、より高マージンな製品を生産、粗精製マージンの改善を図る。このため技術面のアップグレードも計画している。
また全国自動車燃料政策(national auto fuel policy)に倣いユーロ4環境基準を満たした製品の生産も計画している。2003年10月6日に発表された全国自動車燃料政策の下、2010年までにユーロ4排ガス基準が導入される。インド国内の製油所はユーロ4基準を満たすため合計2万クロー(US$44.2億)を支出し、その設備をアップグレードする必要がある。MRPLは2005年までにユーロ3基準を、2007年までにユーロ4基準を、それぞれ満たすことを目指していると言う。
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