2004-03-17 ArtNo.33009
◆Maersk-Concor、JLネール港ターミナル転換工事獲得
【ニューデリー】Maersk-Concor(MC)コンソーシアムは、マハラシュトラ州Mumbai近郊Jawahar Lal Nehru Port(JLNP)のバルク・ターミナルをコンテナ・ターミナルに転換する契約を獲得した。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月12日伝えたところによると、MCコンソーシアムは価格入札に際して、総コスト1000クロー(US$2.21億)と見積もられるプロジェクトの収入の36%を分与することを政府にオファーした。これに対してUnited Liners-Hamburg Portコンソーシアムは31.8%、PSA-Wadiaコンソーシアムは26.2%、Evergreen-Marubeniコンソーシアムは18%を、それぞれオファーした。JLNPは今月末までにライセンス協定に調印するものと見られる。同協定はTata Consulting Engineersにより準備されたもの。
Indian Railway子会社のConcorは国内貨物輸送をほとんど独占しているが、港湾ターミナルの経営は初めてのこと。Maerskは全世界の約40のターミナルの経営に携わっている。一方、今回のものはJLNPにとって3つ目のコンテナ・ターミナルで、他の2つは政府とP&Oが、それぞれ経営している。
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