2004-03-15 ArtNo.33005
◆Ranbaxy、Pfizerとの抗真菌薬特許権訴訟に敗訴
【ニューヨーク】米国連邦裁判所はPfizer Incの抗真菌薬(anti-fungal)Diflucanに対する独占販売権を支持、インドの地場製薬会社Ranbaxy Laboratories Ltd(RLL)のジェネリック・バージョンを7月29日まで米国市場から閉め出す判決を下した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが3月13日伝えたところによると、ファイザー社は3月11日以上のステートメントを発表した。
ワシントン地裁は先週、関係薬品を小児に試験投与するためファイザー社に付与された6ヶ月の独占権は有効であり、RLLは同独占権の有効期限が切れるまで、ジェネリック・バージョンを米国内で販売できないとする裁定を下した。
Diflucanの2003年の年間販売額は12億米ドル。ファイザー社の同薬品に対する特許権は今年1月29日に切れたが、小児バージョンの試験を理由に、さらに半年延長された。RLLは昨年5月に米国食品薬品局(FDA)から当該ジェネリック・バージョン“Fluconazole”錠剤を、ファイザー社の特許権満了後、米国市場で販売する許可を得た。
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