【クアラルンプル】バークレイ・バンクPlcの投資銀行業務子会社Barklays de Zoete Wedd(BZW)は6カ月以内に新オフィスに移転するとともに、マレーシアにおける業務拡張に本腰を入れる。
BZWアジアLtdのジョン・リチャードソン会長、デービッド・バンド専務(CEO)、アンドリュー・ヴェイリス証券引受業務副主任が最近MBT紙のインタビューに応じて語ったところによると、同社のマレーシアにおけるポートフォリオは投資銀行にしては貧弱だが、今後プレゼンス拡大に本腰を入れる。当面先ず一次市場と2次市場の戦略的バランスについて決定を下す。また現在同社は香港に511人、シンガポールに330人、クアラルンプルに19人のスタッフを擁するが、香港事務所からクアラルンプル事務所に人員を補給する。BZWはアジアにおける多くのインフラ事業のファイナンスを手掛けた実績を有し、マレーシアにおけるこの方面の市場潜在性を有望視していると言う。(MBT:9/25)