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2004-03-12 ArtNo.32984
◆Kinetic、タイ進出/部品ビジネス/デザイン会社も
【ニューデリー】インドの二輪車メーカー、Kinetic Engineering Company Ltd(KECL)は、現地企業との合弁もしくは、独自の製造施設を設け、タイ市場に進出する可能性を検討している。
インディアン・エクスプレスが3月11日伝えたところによると、KECLのSulajja Firodia Motwani重役(MD補)は同紙に以上の消息を語った。それによると、Motwani女史は向こう6ヶ月間にタイを訪れ、何れの方式で進出するか、最終方針を決める。タイに完成車を輸出するのは、高い関税が課されるため、上策とは言えない。より多くのパーツを輸出し、タイヤ等、一部のコンポーネントを現地で調達するのが賢明な策と言える。
KECLはまた100クロー(US$2211万)自動車コンポーネント・ビジネスに本腰を入れ、向こう2年間にコンポーネント・ビジネスの年間売上げを300クロー(US$6632万)に引き上げる。KECLは現在、米国と欧州のテア1企業にパーツを納入している。KECLは精密工学技術を駆使したハイエンド自動車コンポーネントを製造する能力を有し、この方面のビジネスに照準を合わせている。
この他、Kineticグループは、欧州メーカーのために小規模な設計・開発プロジェクトも手掛けており、近く設計・開発会社を新設する計画と言う。
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