2004-03-12 ArtNo.32983
◆Reliance/Tata等41社がOSPライセンス申請
【チェンナイ】Reliance Industries/Tatas Technologies/Hinduja TMT/Del International of Bangaloreを初めとする41社が電信局(DOT:Department of Telecommunications)にいわゆる“その他のサービス・プロバイダー(OSP:other service provider)”ライセンスを申請した。
インディアン・エクスプレスが3月10日伝えたところによると、OSPは、テレ・バンキング、テレ・メディシン、テレ・エデュケーション、テレ・トレーディング、Eコマース等のサービスを提供する。DOTのガイドラインによれば、OSPは、様々なアクセス・プロバイダーにより提供されるインフラを、ライセンス料を支払う必要なく経営することができる。しかし他のアクセス・プロバイダーの業務領域に進入することは許されず、如何なる交換(switched telephony)サービスも手掛けることはできない。
2004年2月末現在、OSPライセンス取得に関心を表明した企業は41社を数える。2003年第4四半期には僅か6社が関心を表明したに過ぎず、企業の関心に際だった相違が見られる。OSPライセンス取得レースに名を連ねるプレーヤーには、この他、Digital Global-soft/Slashsupport/HSBC(香港上海銀行)/ICICI Bank/Accenture Services/EXL Servicesが含まれる。
業界観測筋によれば、インド電気通信事業の主要プレーヤーになったTataやRelianceが、OSPライセンスの取得を通じ、総合的なテレコム・サービスの提供を目指すのは当然のことと言う。
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