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2004-03-10 ArtNo.32972
◆ONGCガス鉱区の操業停止で肥料会社等窒息?
【ムンバイ】国営Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)が、マハラシュトラ州Mumbai沖合に位置する国内最大のガス田の操業を停止したことから、Chambal Fertilisers/Indo Gulf Fertilisers/Tata Fertilisers/Gujarat Gas/Reliance Industries/Essar/Indian Petrochemicals Corporation Ltd (IPCL)を含む肥料会社や工業ユニットが、天然ガスの供給を絶たれ、窒息の瀬戸際に立たされている。
ビジネス・スタンダードが3月9日伝えたところによると、ONGCは3月7日、新パイプラインに接続させるため、Mumbai High鉱区に隣接したBassein鉱区のBPAプラットフォームの操業を停止した。このため日量1680万-2070万標準立米の天然ガスの供給がストップした。ONGCのBasseinオフショア鉱区は日量3750万立米の天然ガスを生産、日量6500万立米の国内天然ガス生産の半ば以上に貢献している。
BPAプラットフォームは3月21日に操業を再開するが、この間2週間にわたりガスの供給が断絶する。このため電力事業に対する天然ガスの供給も10%カットされる。しかし、デリーの圧縮天然ガス(CNG)事業、Agraの工業部門、Indian Oil Corporation(IOC)のMathura製油所、Maruti Udyog Ltd(MUL)等の優先部門へのガス供給は継続される。
また3月21日からは、Bassein鉱区のBC/BE/BAプラットフォームが操業を停止する。
Aditya Birlaグループ傘下のIndo Gulf Fertilisersはガスの供給が確保できないことからJagdishpurの肥料製造施設の操業を2週間暫時停止すると発表した。
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