SEAnews 2004-03-08 ArtNo.32955

【アーマダバード】Kinetic Engineering Ltd(KEL)はマハラシュトラ州Ahmednagarの工場において韓国企業Hyosung Corporation(暁星)製モーターサイクルを製造する計画で、1ヶ月以内に後者の同意が得られるものと見ている。
ビジネス・スタンダードが3月5日伝えたところでは、ＫＥＬのSulajja Firodia Motwani重役(MD補)は同紙に以上の消息を語った｡それによるとＫＥＬは現在Hyosung製250ｃｃモーターサイクルAquillaの完全ノックダウン・キットを輸入しているが、同モデルの製造を引き受けることを計画している。アーマドナガル工場に多少改修を加えるにしても、さしたる投資は必要とせず、ボトムラインの改善も望める。一方、Hyosungはインドにおける低製造コストの恩恵を享受できる。
ツイン・エンジン、26ｂｈｐの同モーターサイクルは17万5000ルピーと、インドで最もハイコストなバイクに属する。当初ＣＫＤキット200セットを輸入したＫＥＬは、最近100セットを追加輸入したが、今や5000台余の需要を見込んでいる。同社は希少性を維持する狙いから、現状では大量輸入は考えないとしている。しかしHyosungがアーマドナガル工場を製造ハブにすることを認めるなら、販売ボリュームを拡大できる。
他方、GF Laser 170バイクは、発売以来メトロにおける販売台数が1500台をマーク、今月末までにAhmedabad、Indore、Hyderabad、Jaipur、その他の主要都市でも販売を開始する。ＫＥＬは向こう1年月間に1200－1500台販売することを目指している。近く全国レベルの販売キャンペーンも開始する。
エグゼクティブ・セグメントについては、Velocityの販促に力を集中している。しかし次期会計年度にはモーターサイクル新モデルを発売する計画はないと言う。