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2004-03-08 ArtNo.32949
◆NPCIL、原子力発電所の建設拡張計画加速
【ティルヴァナンタプラム】Nuclear Power Corporation of India Ltd (NPCIL)は、既存設備の拡張と新設備の増設により、核発電事業を大幅に加速する方針だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月6日報じたところによると、NPCILのS.K. Jain会長兼MDは同紙に以上の消息を語った。それによるとNPCILは当初2020年までに2万MW(メガワット)の核発電能力を保持する計画だったが、計画委員会や電力省方面の提案に基づき、今では向こう5、6年の間に同目標を実現することを目指している。
インドの電力需要は現在13万MWで、毎年1万MW増加している。したがって10年後の需要は40万MWに達する。インドはこうした需要を満たすのに十分な水/石炭/ガス/石油資源を保持していない。残された道は原子力だが、幸いなことにこの方面の鉱物資源には恵まれており、必要な技術開発も進められている。
豊富な財源を有するNPCILは、計画を前倒し実施する能力と条件を備えている。目下、建設が進められている9件の原子力発電プロジェクトは各3000-6000MWの電力を生産する潜在性を備えている。
例えばKudankulamプロジェクトだけで6000MWの発電が可能だ。目下進められている1000MWの反応炉の他、別に4基の反応炉を増設できる。Kaigaプロジェクトの新反応炉は740MWのキャパシティーが備えられる。Kakraparプロジェクトは反応炉2基を備えているのみだが、別に4基追加でき、やはり740MWのキャパシティーが見込める。Tarapurプロジェクトは2X220 MWと2x540 MWのキャパシティーを保持するが、740MWの新型転換炉(ATR:Advanced Thermal Reactor)を備える予定だ。
中期計画の下、2007年3月に完了する第10次五カ年計画期間に、2X540 MWのTarapurプロジェクトとKaigaの220-MWユニットを稼働させ、総発電能力を1300MWにすることが目指されているが、同ターゲットを2倍の2600MWにすることが提案されており、NPCILは同案を採用する方針を決めた。同目的を実現するには、2007年3月までにKudankulamに1000MWユニットを、RajasthanとKaigaに各220-MWユニットを増設する必要がある。NPCILは同目標の実現に自信を抱いている。
新核発電施設の建設地は、炭鉱地区からできるだけ離れた場所が選ばれる。同基準からすれば、北東地区やその他の炭鉱地帯は除外される。NPCILは、原子力委員会(AEC:Atomic Energy Commission)に既存設備の拡張も申請しており、総選挙さえなければ、これらの提案は既に政府に提出されていたはずだが、今となっては新政府の判断を待つ他ないと言う。
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