【ニューデリー】インドの路上を疾駆するStar CT 125-7やDS-70と言ったパキスタン製バイクが眼にされる日が訪れそうだ｡
ビジネス・スタンダードが3月4日報じたところによると、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)がこのほど主催した『Made in Pakistan』博覧会の出展企業は、同博覧会を機に両国間の水門が開放されるよう期待している。
パキスタン拠点のGeneral Tyresは地元企業と手を組みその製品をインド市場に売り込むことを目指しており、トヨタやダイハツにその製品を納入している自動車部品会社Agriautoは、Maruti Udyog LtdやTata Motorsへの納入契約獲得の機会を探っている。
モーターサイクル会社Starも、地元のバイク・メーカーと提携、その製品をインド消費者に売り込むことに大きな期待を抱いている。同社の製品はパキスタン企業Delta Innovationsを通じて自国内や西アジア市場で販売されている。
Talkatora Stadiumに設けられた博覧会場には80余のストールが設けられ、この他、通信機器、繊維、手工芸品、セラミック製品、ガラス製品、手術器具等が展示されている。