2004-03-05 ArtNo.32933
◆IOC取締役会、US$13.8億石化プロジェクトを承認
【ニューデリー】Indian Oil Corporation (IOC)は4日の取締役会の席上、6300クロー(US$13.84億)を投じ、新たにナフサ・クラッカーとポリマー・ユニットを設ける計画を原則的に承認した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月4日報じたところによると、1年間に及ぶ詳細事業化調査(DFR)後承認されたプロジェクトのロケーションは未定だが、新クラッカーはハリヤナ州Panipat/ウッタルプラデシュ州Mathura/グジャラート州Koyaliの各製油所の余剰ナフサを原料として用いる。
クラッカーは年間8万トンのエチレン製造能力を備え、ブタジエン/ベンゼン抽出装置や高密度ポリエチレン(HDPE)/モノ・エチレン・グリコール(MEG)等の下流部門ポリマー・ユニットが併設される。この他、年産3万トンのポリプロピレン・ユニット、年産17万トンのポリ・エチレン・テレフタレート(PET)ユニット、フェノール・ユニット、アクリル酸/アクリル酸塩ユニット、ABS(acrylonitrile butadiene styrene)等のエンジニアリング・ポリマー・ユニットの設置も計画されている。
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