2004-03-01 ArtNo.32913
◆ペトロネット、DahejLNGターミナルを2倍に拡張
【ムンバイ】Petronet LNG Ltd (PLL)はグジャラート州Dahejに設けた液化天然ガス(LNG)再ガス化ターミナルの年間処理能力を500万トンから1000万トンに拡張する。
インディアン・エクスプレスが2月27日伝えたところによると、PLLのSuresh Mathur重役(MD/CEO)及びP Dasgupta財務担当取締役は、PLLの公募に関する記者会の席上以上の計画を明らかにした。
それによると、拡張コストは750クロー(US$1.65億)と見積もられ、内少なくとも250クロー(US$5492万)はプロモーターが注入、公募(3月1-9日)調達した資金も同計画に充当する。PLLは100%ブック・ビルディング方式により1株13-15ルピーで株式を公開、公募調達額は拡張後の払込資本の35%近くを占める。最近、アジア開発銀行(ADB)がPLLに5.2%出資した。国営Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)も、PLLに10%出資することを希望したが、PLLには既に公共部門が50%出資しているため、HPCLの出資を認めることはできない。
最近、カタールのRasGasからの初荷が届き、インド初のLNG輸入業者になったPLLは、拡大する需要に応じる狙いからスポット市場でLNGを購入することも計画していると言う。
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