2004-03-01 ArtNo.32912
◆ペトロネット、ケララ州政府にLNGターミナルの建設申請
【バンガロール】Petronet LNG Ltd(PLL)は、南インドにおける天然ガス供給を確保するため1600クロー(US$3.51億)を投じ、ケララ州Kochiに液化天然ガス(LNG)ターミナルを設ける計画で、ケララ州政府にプロジェクトの認可を求めた。
ビジネス・スタンダードが2月26日報じたところによると、PLLのSuresh Mathur重役(MD兼CEO)は当地で記者団に以上の消息を語った。それによると、PLLは子会社を設立、Kochiにおける年間処理能力250万トンのターミナル建設事業を進める。ケララ州政府とは昨年11月に同問題を協議、今年4月に再度会談する予定だ。ケララ州政府からこれ以前に取得した複数の認可は更新済みだ。
新子会社の負債/自己資本比率は70:30、Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)/Bharat Petroleum Corporation(BPCL)/Gas Authority of India Ltd(GAIL)/Indian Oil Corp(IOC)がプロモーターを務める。同ターミナルの年間処理能力をその後500万トンに拡張するか、カルナタカ州MangaloreのMangalore Refineries and Petrochemicals Ltd隣接地に別のターミナルを建設するか、目下検討している。この他、KochiとMangalore及びBangaloreを結ぶパイプラインを敷設する。
一方、PLLは、カルナタカ州Bangalore近郊Bidadiに建設が予定される2000MW(メガワット)の発電所にガスを供給する入札に参加すると言う。
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