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2004-02-25 ArtNo.32880
◆サムスン、新ブランド戦略下にハイエンド製品にシフト
【ニューデリー】韓国の電子メーカーSamsung Electronicsは、新ブランド戦略の下、徐々にロー・エンド製品領域から手を引き、よりハイ・エンドな消費者用電子製品に重心をシフトする計画だ。
エコノミック・タイムズが2月21日伝えたところによると、新設された南西アジア地域本部のK S Kim社長兼CEOはこのほど同紙に以上の方針を語った。それによると、今年下半期に、先ず14インチ・カラー・テレビ(CTV)から手を引く。こうした重心移動は全ての製品カテゴリーにおいて実行され、売上げやボリュームを多少犠牲にすることも辞さない。新戦略の目指すところは、他の消費者用電子製品ブランドとの違いを際立たせ、サムスンを最も好まれるブランドにすること。こうした新成長戦略の下、サムスンの世界売上げに対するインドの貢献は現在の1.7%から2006年までに3%に拡大する見通しだ。
消費者用電子製品/家電製品/情報技術(IT)製品/テレコム製品の全領域における高付加価値製品への重心移動、優先市場への集中、販売・サービス・ネットーワークの強化、コスト競争力の向上が、インド製造業務におけるサムスンの優先課題とされる。これによりサムスン南西アジア本部の売上げは2006年までに3倍に拡大するものと予想される。
今年はGSM/CDMA携帯電話端末新モデル10種類を発売する。昨年は250万ユニットを販売したが、今年は売上げの50%増を目指している。
インド市場の急成長と潜在性の大きさに注目し、新地域本部を設置したサムスンは、米国、中国、ロシア、ドイツ、タイとともにインドを世界のトップ6戦略市場と見なしている。また南アジア地域協力連合(SAARC)市場におけるビジネスの成長も加速させる。現在、同社はバングラデシュとスリランカにまだオフィスを設けていないが、向こう2年間にインドをベースにSAARC市場への輸出を急速に拡大させる。
最近、インド市場にノート・ブック・パーソナル・コンピューター(PC)を紹介したサムスンは、ボリューム販売が確保されれば、ノートブックPC製造拠点を設けることも検討する。その他のデジタル製品をインド市場に紹介する可能性も目下研究している。
インド市場のニーズに合わせた製品のカスタマイズはもう一つの優先課題で、今年はウッタルプラデシュ州Noidaにおける研究開発(R&D)、取り分け家電製品領域におけるR&D活動を活発化させる。これまでに同R&Dセンターに1200万米ドルを投資した同社は、今年は、新たに500万米ドルを投資する予定だ。サムスンはこれまでにインドに合計1億1100万米ドルを投資して来たと言う。
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