2004-02-23 ArtNo.32867
◆SAIL、US$6.6億投じChiriya鉄鉱山拡張
【ジャムシェドプル】Steel Authority of India Limited (SAIL)は3000クロー(US$6.59億)を投じ、ジャールカンド州Chiriyaに位置する鉄鉱山の生産能力を拡張する計画だ。
ビジネス・スタンダードが2月19日伝えたところによると、現在Chiriya鉱山はIndian Iron and Steel Company (Iisco)の管理下に有り、年間6万トンほどの鉄鉱石を生産しているが、SAILは当面1600クロー(US$3.51億)を投じ、年産量を1000万トンに拡張、最終的には年産2000万トンを目指している。Chiriyaはインド有数の埋蔵量を有する鉄鉱山とされる。
SAILはChiriya鉱山を近代化し、増産された鉄鉱石を主に社内で使用する計画だ。SAILはChiriya鉱山拡張計画を推進するためRamesh Chandra Srivastava常務(原料担当ED)を長とする5人委員会を組織したと伝えられているが、Srivastava氏はコメントを控えている。SAIL筋によると、専門チームがChiriya鉱山の現状調査を進めており、ジャールカンド政府に対して拡張計画の実行に必要な認可も申請したとされる。またSrivastava氏に率いられるチームは今月末ジャールカンド州政府のArjun Munda首席大臣に会見、計画の詳細を討議する予定と言う。
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