2004-02-23 ArtNo.32865
◆IPCL、US$7.7千万投じ小型化学プラントを改修
【アーマダバード】グジャラート州Vadodara拠点のIndian Petrochemicals Corporation Ltd(IPCL)は、石油化学コンプレックスに付属した3つの小型プラントのアップグレードとキャパシティー拡張に向こう4年間に350クロー(US$7689万)を投資する。
ビジネス・スタンダードが2月20日伝えたところによると、19日に催されたIPCL政府持ち分公募に関する記者会の席上、J B Kamat上級副社長は以上の消息を語った。それによると、上記の投資は通常の資本支出及び拡張投資とは別個に行われる。これら3プラントはグジャラート州のVadodara及びGandhar、マハラシュトラ州のNagothaneに位置し、稼働率は何れも100%以上になっている。
ヴァドダラ・コンプレックスは、同社のコンプレックスの中で最も古く、15プラントから成る。ナゴタネとガンダールのコンプレックスは各5プラントを擁する。350クローの支出は内部資金で賄う。具体的スケジュールは決まっていないが、3つのコンプレックスのプラントは、社内の需要に基づいてアップグレードされる。
IPCLの成長戦略の照準はガス・ベースの分解装置を用いた石油化学品に合わされている。石油化学産業は引き続き急成長を遂げ、プラスチックの生産と消費は10年ごとに3倍に拡大している。インドの国民1人当たりのプラスチック消費は4キロと、世界平均の18キロを遙かに下回っており、今後一層の高成長が望めると言う。
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