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2004-02-20 ArtNo.32855
◆Electrosteel、US$1.32億新製鋼施設計画
【コルカタ】国内最大のダクタイル管(ductile iron pipe)メーカー、Electrosteel Castings Ltd(ECL)は約600クロー(US$1.32億)を投じ、西ベンガル州Kolkata付近に年産20万トンの鋼板/条鋼製造施設を設ける計画だ。
ビジネス・スタンダードが2月17日報じたところによると、コルカタは、ECL本社の所在地で、プロモーター、Kejriwal一族のホーム・タウンでもある。ECL幹部によると、海綿鉄工場を設け、ダクタイル管の製造・マーケッティング事業を拡張する計画の一環で、必要資金の一部は私募により調達、一部は外国金融機関から借り入れる。計画は目下準備中で最終方針は今年4月に発表する予定だ。
ECLは西ベンガル州Haldiaに170クロー(US$3735万)を投じ、年産3万トンの海綿鉄工場、年産15万トンのコークス炉、10MW(メガワット)の発電施設を建設することを計画している。海綿鉄工場は15エーカーの土地に設けられ、2005年3月の稼働が予定されている。
ECLが2年ほど前に買収したLanco Kalahasthi Ltdも、年産12万トンのコークス炉と8MWの発電施設の建設を進めている。コークス炉は今年7月、発電施設は今年12月に、それぞれ稼働する。
輸入コークスは過去2年来天井知らずの値上がりを続けており、今では5倍に膨張、鉄鋼メーカーのマージンを圧迫している。コークス炉の増設は、コークスの国際価格高騰に対処したものと言う。
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