2004-02-20 ArtNo.32854
◆Maheswary Ispat、オリッサ州にUS$1億軟鋼製造工場計画
【ブーバネスワル】西ベンガル州Kolkata拠点のMaheswary Ispat Pvt Ltd(MIPL)は、450クロー(US$9886万)を投じ、オリッサ州Cuttack県Khuntuni付近に付属発電施設も備えた軟鋼製造工場を建設することを計画している。
ビジネス・スタンダードが2月18日、MIPLのAjit Mundra重役(MD)の言を引用し伝えたところによると、新工場は年間25万トンの鋼片(billets)生産能力を備え、製品は主に圧延工場や鍛造工場の原料として供給される。鋼片の国際需要が上昇基調に有ることから、製品の50%を輸出することが目指されている。
プロジェクトは2段階に分けて進められ、第1期プロジェクトでは向こう3年間に210クロー(US$4613万)を投じ、年産10万トンの海綿鉄製造施設、同12万8000トンの熔銑製造施設、同25万8000トンの電炉、15MW(メガワット)の発電施設が設けられる。既にRampei村に180エーカーの用地を取得し、関係調査を進めており、日産100トンの海綿鉄製造炉3基、各日産12トンの誘導炉2基、加熱取鍋精錬用電炉(ladle furnace)1基、標準鋼片鋳造施設2基等を発注した。今年12月には海綿鉄ユニットと誘導炉の試運転が開始される。
第2期プロジェクトでは、240クロー(US$5272万)を投じ、45MWの発電装置、年産40万トンの石炭洗浄施設、年産5万2000トンの合金鉄プラントが設けられる。
MIPLはオリッサ州政府に鉱業リース権を申請しており、近く関係覚え書きを取り交わす予定と言う。
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