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2004-02-20 ArtNo.32847
◆フィリップス、今年はCTV販売37%増目指す
【ニューデリー】消費者用電子製品メーカー、Philips India Ltd(PIL)は、農村市場をターゲットにしたローエンド・カラー・テレビジョン(CTV)“Vardaan”レーンジの成功に乗じ、2004年を通じ、昨年の40万台を37%上回る55万台のCTVを販売、TV市場の主要プレヤーに返り咲くとともに、オーディオ市場におけるマーケット・リーダーとしての地位を一層強固にする計画だ。
ビジネス・スタンダードとザ・ヒンドゥーが2月18日報じたところによると、PILのD Shivakumar副社長はこのほど、トップ・エンドのLCDテレビジョン、スクリーンがそのまま鏡として利用できる“Mirror Television”、垂直DVDプレーヤーを装備した“FWD 596”ハイファイ・システムをお披露目するとともに、以上の目標を提起した。
それによると、DVD市場における好成長と携帯電話端末市場におけるプレゼンス強化も目指す同社は、こうした目標を実現するため、今年は広告予算を32クロー(US$703万)にアップ、ディラー網を108店から190店に拡大、ディストリビューター2000店を追加する。また農村部ではウォール・ペインティングやグラフィティー(壁落書き)と言った非伝統的手法も用いてプレゼンスの強化を図る。取り分けウッタルプラデシュ、マハラシュトラ(ムンバイを除く)、タミールナド、アンドラプラデシュを新製品の成長地帯として注目している。
インド消費者用電子製品市場の60%のシェアを占めるCTV市場のトップの座は過去10年間に6回入れ替わっており、これからも入れ替わるものと見られる。フィリップスは現在インドCTV市場のナンバー6にランクされているが、向こう5-6年内にトップ・スリーに返り咲く。しかし値下げ競争の先頭に立つ考えはない。この種の競争は既に業界を深く傷つけている。最低の製造コストを実現しない限り、ロー・エンド市場をリードすることはできない。同社の投資収益率(return rate)は2%と、業界における最低レベルに属している。プラズマ、LCDテレビ等、高マージンのニッチ・マーケットにおいてリーダーの地位を維持するフィリップスは、今後も精緻なデザイン、高品質な製品を合理的な価格で提供して行く。とは言えVardaanレーンジの販促等を通じマス・マーケットにおける足場も確保すると言う。
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