NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2004-02-18 ArtNo.32830
◆世界銀行、発電事業への融資に関心
【ニューデリー】世界銀行はインフラ・プロジェクト融資スキームの下、インドの複数の発電事業に融資することを計画、適当なプロジェクトを物色している。
エコノミック・タイムズが2月15日、世銀オフィシャルの言として報じたところによると、インド政府が水力発電計画に対する国際復興開発銀行(IBRD:International Bank for Reconstruction and Development)ローンを申請したことから、世界銀行はNational Hydroelectric Power Corporation (NHPC)を含む複数の水力発電会社に接触、初歩的交渉を進めている。プロジェクトは国際基準を満たし、プロジェクト主体は、技術/財政/環境/社会面で良好なレコードを保持する国際的認知を得た組織でなければならない。
世銀のプロジェクトへの関与の方式については、単に資金を貸し付けるにとどめるか、何らかのより積極的役割を担うかまだ決まっていない。一般に世銀は、関係国の政府を通じて資金を貸し付け、同資金がプロジェクトに注入されるよう監督する権利を留保する。
インド政府は、配電/水力発電/農村電化/送電の4領域だけで40億米ドルの融資を求めているが、インドに割り当てられたローンの上限は年間12億米ドルに過ぎず、非現実的要求と言える。とは言え同貸付上限は2-3年内に2倍に拡大される。
NHPCは少なからぬプロジェクトを成功裏に完成させており、良好なトラック・レコードを有する。
世界銀行は発電事業に照準を合わせ、水事業等に対する融資の比重を低下させている。灌漑事業等の代理機関のパフォーマンスは芳しくなく、透明度も低い。
興味深いことにインド政府は、河川リンク計画に対する支援を世銀に求めていない。インド政府は非公式な打診を行ったものの、公式な要請は行っていない。世銀は全てのリバー・プロジェクトに関与することはできないが、良好な潜在性を有するプロジェクトには支援する用意があると言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.