2004-02-18 ArtNo.32829
◆公共投資局、NALCOのUS$8.8億拡張計画承認
【ブーバネスワル】公共投資局(PIB:Public Investment Board)は先週初(2/9)、National Aluminium Co (Nalco)の4000クロー(US$8.79億)拡張計画を承認した。
インディアン・エクスプレスが2月14日報じたところによると、鉱業省、大蔵省、計画実行省、計画委員会は、NALCOの拡張計画を承認することで意見の一致を見ており、次のステップは経済問題閣僚委員会の認可を得ること。
NALCOのC Venkataramana会長兼MDは、「市場の明るい見通しに乗じ、第2次拡張計画を通じリーダーシップ維持を図る」と語った。同氏によると、NALCOは政府が今会計年度末までに拡張計画を承認するものと見ており、プロジェクトの準備を既に進めている。ボーキサイト鉱山とアルミナ製錬施設の環境認可を州公害管理局(State Pollution Control Board)に申請、拡張計画の一環としてオリッサ州Koraput県Panchpatmaliの既存鉱山に隣接した2つのボーキサイト鉱山のリースも申請した。またオリッサ州Angulに位置するアルミニウム精錬所のキャプティブ発電所に石炭を供給するため、同州Talcherの石炭鉱区も確保した。
第1次拡張計画では1500クロー(US$3.3億)を投じボーキサイトの年間生産能力を240万トンから480万トンに、アルミナの年産能力を80万トンから157万5000トンに拡大したが、第2次拡張計画では、ボーキサイトの年産能力を630万トンに、アルミナの年産能力を210万トンに、アルミニウムの年産能力を46万トンに、発電能力を1200mw(メガワット)に、一層拡張すると言う。
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