2004-02-16 ArtNo.32825
◆Zydus、ベーリンガーインゲルハイムと10年契約
【ニューデリー】グジャラート州Ahmedabad拠点の地場製薬会社Zydus Cadila Healthcare Ltd(ZCHL)は、ドイツの製薬大手ベーリンガーインゲルハイムの完全出資子会社Boehringer Ingelheim India(BII)と、インド国内における後者製品の製造・販売協力に関わる10年契約を結んだ。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが2月13/14日ZCHLのステートメントを引用し報じたところによると、これらの薬品とは胃腸薬Dulcolax及び心筋梗塞/肺塞栓/脳梗塞治療剤Actilyse、鎮痙鎮痛剤ブスコパン(Buscopan)。ZCHLはアーマダバード市内Moraiyaに設けた工場でこれら3製品を製造する。今回結んだ10年契約は、満期後さらに5年延長できる。
ベーリンガーインゲルハイムは過去40年にわたりインドにおけるマーケッティングをGerman Remedies Ltdに委ねて来たが、後者がZCHLに買収されたことから、改めてZCHLと10年契約を結んだもの。
ZCHLとBIIは、インドにおける別の製品の製造/マーケッティングに関わる合弁もしくは他の形式の戦略提携を結ぶ可能性を検討している。
一方、ベーリンガーインゲルハイムは新設したBIIを通じ、インドの科学/ビジネス領域におけるプレゼンスを強化する方針と言う。
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