【ニューデリー】インドの情報技術(IT)及びIT対応サービス(ITES)産業の売上げ(国内販売/輸出を含む)は、2003年の120億米ドルから2009年までに620億米ドルに拡大する見通しだ。ちなみに世界売上げは同期間に1兆3220億米ドルから2兆4970億に増大するものと予想されている。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが2月13/14日報じたところによると、情報技術部(Department of Information Technology)のPankaj Aggarwal次官補は、このほど情報技術人材開発委員会(HRD Taskforce in IT)の調査報告を発表するとともに、以上の見通しを語った。それによると、IT/ITES人材需要は2003年の70万人から2009年の220万人に達し、50万人の供給不足を来すものと見られる。特にIT輸出サービスの人材需要は2009年までに48万人に、またITES輸出サービスのそれは100万人に達する見通しだ。