2004-02-13 ArtNo.32807
◆ダヘジLNGターミナルのキャパシティーを2倍に拡大
【アーマダバード】Petronet LNG Ltd(PLL)は、グジャラート州Dahejに2600クロー(US$5.71億)を投じて設けた液化天然ガス(LNG)ターミナルの落成式を9日、Ram Naik石油天然ガス相の立ち会いの下に催したが、早くも同ターミナルの年間キャパシティーを目下の500万メートル・トンから2年内に1000万メートル・トンに拡大する計画だ。
ビジネス・スタンダードが2月10日報じたところによると、PLLのSuresh Mathur重役(CEO/MD)は落成式の席上、以上の消息を明らかにした。それによると、2600クローを投じて建設した既存ターミナルを2倍に拡張するコストは800クロー(US$1.76億)に過ぎず、目下、事業化調査を進めている。
PLLには現在、Indian Oil Corporation(IOC)/Gail India/Bharat Petroleum Corporation(BPCL)/Oil & Natural Gas Corporation(ONGC)が出資しているが、拡張後は、Exxon Mobilに出資を求める。同ターミナルに対するLNGのサプライを引き受けているカタール拠点のRasGasもPLLへの出資を希望しているが、同希望に応じることはできない。
拡張計画の完了後、RasGasからのLNG購入量は年間750万トンに拡大される。残りの250万トンは、GAILがNational Iran Oil Company(NIOC)から調達する予定だ。NIOCとは最近関係覚書を取り交わしており、あるいはより低い価格で購入することも可能と見られる。3ヶ月以内に最終合意に達し、2年後にはNIOCからのLNG供給が開始される見通しと言う。
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