2004-02-11 ArtNo.32788
◆インド航空技術開発局、GEに軽戦闘機エンジン発注
【ワシントン】米国GE社は、インド航空技術開発局(ADA:Aeronautical Development Agency)から軽戦闘機“Tejas”のエンジン開発契約を獲得した。
エコノミック・タイムズが2月6日伝えたところによると、GEの航空機エンジン製造部門GE Aircraft Enginesは、17 F40 4-GE-IN20エンジンの納入と、ロジスティクス支援を引き受けた。量が小規模に限定されたシリーズの軽戦闘機は2005年から生産が開始され、最初のエンジンは2006年に納入される。インド空軍と海軍には合計約250機の需要が見込まれる。F404-GE-F2J3エンジンを搭載した軽戦闘機プロットタイプの飛行試験は2001年にスタート、これまでにプロットタイプ3機が150回以上の飛行テストを完了、超音速飛行も行った。プロットタイプは7機準備され、その全てがF404-GE-F2J3エンジンを搭載して飛行する予定だ。
限定生産されるF404-GE-IN20単発エンジンを搭載した軽戦闘機は、F404-GE-402の変形バージョンで、FADEC (full authority digital electronic control)等の先端技術が装備されている。F404エンジンは世界的に3700基以上稼働しており、その共通性が一つのメリットと言う。
|